島根県高校野球
データベース

お知らせ・ブログ

2024/08

17

第106回選手権大会

3回戦の見所

こんばんは。管理人のジョーです。

第106回全国高等学校野球選手権大会は今日は島根県代表の大社高校の3回戦です!

 

対戦相手の早稲田実業戦の見所を掲載します。

 

【8強まで】

第106回選手権島根大会 組み合わせ

第106回選手権島根大会準決勝以降の組み合わせ

<画像を押して拡大>

 

 

 

2.大 社 対 早稲田実業

 100周年の甲子園球場で第1回大会から出場を続ける伝統ある両校がぶつかる一戦。107年ぶりに夏の甲子園で2勝目を挙げた島根県代表の大社高校が夏優勝経験のある都の名門早稲田実業に挑む!

 

 大社は選抜準優勝の報徳学園戦でプロ注目の今朝丸投手を攻略して63年ぶりの甲子園勝利で初めて島根県勢が兵庫県代表に勝利する歴史を作った。勢いに乗る大社であったが、2回戦では2020年の甲子園交流試合で平田高校が敗れた創成館と対戦。序盤に右変則の奥田に苦しみ、守備の乱れから劣勢に立った。しかし、ミスをした藤江が好守備で流れを変えると島根県大会でも重要な所でスクイズを決めた園山がスクイズを決めて同点に追いつく。タイブレークに突入したが、園山の決勝点となるスクイズと相手の失策にも助けられて2点を奪うと、裏に失策で無死満塁のピンチを安井の好守備などで防ぎ、最後は馬庭が打たれていた小森山を三振に抑えて3回戦進出を決めた。

 

 対する早稲田実業は西東京大会を乱打戦の末勝ち上がってきた。初戦の明大中野戦ではタイブレークを経験し、これを制すと準々決勝では近年甲子園経験の豊富な國學院久我山から一時9点差をリードしながら同点に追いつかれる乱打戦を制した。決勝戦も王者、日大三を相手に10対9の乱打戦を制し9年ぶりに聖地に帰ってきた。特に準々決勝以降全て2桁得点と爆発力のある打線が持ち味と評されて甲子園に乗り込んだ。初戦では鳴門渦潮に打線が8得点と奮起して快勝。続く2回戦の鶴岡東戦では両エース一歩も譲らぬ投手戦となり両者無得点のままタイブレークへ突入。最後はエース中村のサヨナラ打で3回戦へ駒を進めた。

 

 

見所と予想

 早稲田実業の強力打線をエース馬庭を中心とした大社がいかに抑えるかが争点となる。早稲田実業は西東京大会2本塁打の宇野を筆頭に西東京大会では殆どの打者が打率3割以上を記録し、下位打線でも気が抜けない。初めてロースコアの接戦となった鶴岡東は左投手が制球良く打たせてとっていた。馬庭とは異なるタイプだったが同じ左投手として参考にできる所も多いだろう。特に相手右打者をどのように抑えるかには注目したい。

 一方で大社打線は早稲田実業のエース中村から得点できるかだろう。前の試合の疲労が両投手ともに気にはなるので早稲田実業の先発予想は難しい。ただし最終的には中村が出てくるだろう。西東京大会では崩れることが多かったが甲子園に来て安定した投球を見せており、ここまで失策0の堅い守備と鉄壁のディフェンスを誇る。また、中村は左腕のため大社が機動力を発揮できるかもポイントとなる。スクイズなどの小技も絡めて積極的な攻撃で攻めて少ないチャンスをものにしたい。

 大社が勝つならロースコア、打ち合いなら早稲田実業に部がある。大社は2から3点以内に強力な早稲田実業打線を封じることができれば勝機がある。大社にはチームの目標であるベスト8進出を叶えてほしい。そのために最後まで粘り強く攻める姿勢を貫いてほしい。

 

 

 

 最後に早稲田実業も大応援団ですが、それを圧倒する応援でアルプスから大社の勝利を後押ししてやりましょう!

 

試合は本日17日の第4試合、15:45開始の予定です。お楽しみに!