島根県高校野球
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2024/02

29

展示作品の見どころ解説
第1弾

 

記念すべき見所第1弾として取り上げる展示品は~

 

ジャジャジャジャーン

 

展示番号1番、現存最古のスコア

第99回選手権島根県大会の決勝戦

「益田東 対 開 星」

です!!!

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今回調査を行った中で最も古いスコアに輝きました~パチパチ

というのも、高校生の時に記録したスコアは他者へ渡していたため残っていなかったからですね

 

話は変わりますが、この大会は島根県立浜山球場建て替えが決まった夏の選手権大会でした。管理人が小さい頃から通い、野球をしていた時は打席にも立った思い出の球場でした。トイレが観客と共同だったな~とか、2015年の秋季中国大会の時に他県の観客にボロボロな球場だとか言われていたこと、建て替えの署名に協力したことなどを改めて思い出します。

 

旧島根県立浜山球場

<画像を押して拡大>

 

そんな球場の夏の大会の主会場としての最後の見守ろうと準決勝と決勝戦を現地で観戦する予定でした。が、準決勝開場直前の豪雨で順延してしまいました。そのため、決勝戦がどうでも良い一般教養の期末レポートの提出日と重なり、泣く泣く大学へ行くことになりました。それでも最後の試合は記録しておこうと講義前から講義中にかけて試合を記録していました。教室への移動中のため、よく見ると7回表の3番打者がアウトになったことしか記載できていません。それでも、思い出の球場の試合が現存最古のスコアとなったことは不思議な縁を感じます。

 

決勝戦は試合前から夏の決勝戦で僅か1敗の開星と、2012年以来続く大社を倒した学校が甲子園へ行くジンクスを纏う益田東が激突して盛り上がっていた記憶があります。安打数こそ益田東より少なかったものの、開星が左腕中村の要所を締める丁寧な投球と、変則の片原の継投で逃げ切り、3年ぶり10回目の甲子園を決めました。

 

この年は夏休みに甲子園へ開星の試合を観に行きました。島根県代表が甲子園で戦う姿を観戦したのは、今のところこの年が最後です。花咲徳栄戦はスコアは記録していたか覚えていませんが球場と共に時代の区切りを感じた思い出深い夏でした。

 

 

 

次回はどの展示物を紹介するかお楽しみにお待ちくださいね。それではまた~

 

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