島根県高校野球
データベース

お知らせ・ブログ

2023/06

28

第105回選手権
島根県大会の展望
Eゾーン編

第105回選手権島根大会展望 Eゾーン

(第105回選手権島根大会組み合わせ)

<画像を押して拡大>

 

Eゾーン

今大会で最も勝ち抜くのが過酷なゾーンとなった。江津・浜田水産を除く全てのチームを観戦することができた。

 

第2シードの立正大淞南は、総合した戦力では優勝候補筆頭だ。投手は山下、日野の140km/h超えの二枚看板を中心に、山陰大会で好投した島田、山田らが控えており選手層が厚い。打線は長打だけでなく、小技も絡めて効率的に得点を奪う能力が高い。春季大会6試合で3本塁打の酒井とエースで4番の山下が打線の中心。昨年からレギュラーで活躍した坂川や勝部といった左の好打者もいる。

秋準優勝の三刀屋は、140km/h近い速球を投げる左腕エースの三原と強力打線で秋季大会を勝ち上がった。プロ注目の髙野を筆頭に槇野、吉田らに力がある。打線はやや引っ張りにかかる傾向が強い。春以降勝ちに恵まれていないが、2番手以降の投手の成長と三原が秋のように力任せではない投球をすることが勝利の鍵となる。

石見智翠館は、全ての大会で実力校に惜敗しているものの、春季大会では立正大淞南を相手に県内屈指の攻撃力と土壇場での粘り強さを見せた。2021年の優勝時にベンチに入っていた今泉と田中の両選手が打線の中心。投手陣は右横手の安川、右腕松田、春好投した左腕の杉本など枚数はいるが、やや不安定。守りのミスが春はやや目立ったが、例年のように夏に守備は仕上げてくると考えられるため、投手陣が1人立ちできるかが鍵となる。