島根県高校野球
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2026/07

21

第108回
選手権島根大会
準々決勝の見所2

こんばんは。管理人のジョーです。

 

今日の準々決勝1日目も熱戦でしたね。

 

今回の記事では第108回全国高等学校野球選手権島根県大会の準々決勝2日目の出場校と見所をどこよりも詳しく紹介します。

 

 

【準々決勝以降】

準々決勝以降組み合わせ

準々決勝以降組み合わせ

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島根中央

 

【勝ち上がり】

 初戦の隠岐戦では相手好投手の石田を髙木の2打席連続適時打で突き放すと、筒井、黒田にも適時打が生まれ6点を奪うと、エース筒井が100球で完封して勝利した。

 3回戦では浜田と注目の好カードとなった。相手が奇襲で玖村を先発させて4回まで無得点が続いたが、5回に黒田の適時二塁打で先制すると6回に敵失、7回に犠飛や暴投の間に加点してリードを広げた。強力浜田打線をエース塩崎が僅か112球で無死四球で完投と四死球と失策の差が点差となって表れた。

 

【データ】

島根中央データ 島根中央データ

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【投手】

 投手はエース塩崎が全て1人で投げ抜いている。実際の試合を観るのは準々決勝が今大会始めてとなるが、数字上では100〜110球で1試合を投げ切る塩崎の制球の良さが光っている。準々決勝で2番手以降を使うのか、今大会を全て塩崎に任せるのかが見所だ。

 

【野手】

 打線は春季中国大会から打順が変わり1番に黒田が起用され、2番に強打者の筒井、3番に打率の良い澁谷、4番に髙木、5番に森脇を配置して左右ジグザグに打線を組んできた。6番に野口、9番に山田隆と好打者を配置している。チーム打率は3割ながら出塁率は4割3分に迫る。山田隆と筒井、黒田が当たっている。髙木は4打点と勝負強さが光る。浜田戦では6犠打と小技も光った。併殺が2試合で3個と多いことが気掛かりだ。

 

 

 

松江北

 

【勝ち上がり】

 初戦の浜田商業戦は観戦できていないが、浜田商業の釜江の制球良い投球に苦しみ6回からリリーフした田邊が立ち上がりに3失点して非常に苦しい展開となったが8回に金村、松崎、室の適時打で追いつくと、9回にも金村、太田、松崎、室の適時打で6点を追加し勝利した。

 2回戦では大東と対戦。3回に相手エースの決め球のツーシームを上手く拾って捉え、高井や牧野、室の適時打で一挙6得点し相手の守備の乱れから点差を広げた。エース田邊は3回から力みが消え本来の投球を取り戻した。

 3回戦では益田翔陽との投手戦を制した。先発の星野が5回途中1失点の好投で試合を作ると、打線は相手エースの柳井正に苦しんだが、9回に代打の津森の適時打で勝ち越すと、室がダメ押しの適時二塁打を放ち一挙4得点を挙げ試合を決めた。

 

【データ】

松江北データ 松江北データ

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【投手】

 投手ではエース田邊を主体としながらも、松江地区大会から頭角を表した星野が好投を続けて田邊の負担を減らしながら準々決勝まで勝ち進んできた。エース田邊は高めの浮き上がるような直球だけでなく、低めにも直球を集めるようになった。大東戦では低めの直球が力んで外れて立ち上がりに苦しんだが、3回から力みが抜け始めると球が走り高めの直球も投げ始めて的を絞らせなくなった。高めの直球も狙って投げれば良い球なので高低左右広く使って相手打線に準々決勝以降も挑んでいきたい。2番手の星野は直球とスライダーが基本の右腕だが、今大会好投を続けている。ただし打線の援護には恵まれていない。準々決勝以降で出番があるか分からないが登板すれば注目して見てみたい。

 

【野手】

 打線では全試合で10安打以上放っており、チーム打率は3割1分、出塁率は3割7分とやや四死球が少ない印象だ。8盗塁と盗塁が多いことも特徴で8選手で1盗塁づつと走ることができる選手が多い。チームトップの7打点を挙げる室はダメ押しで走者を返す適時打が多く、大量点を奪うことに貢献している。松浦、室、和泉、金村、松崎が3割を超え全体的に選手の打率が高く穴がない。速球と変化球にも対応できているので塩崎を攻略する基礎打力は足りている。

 

 

 

【試合の見所】

 松江北は2点前後の投手戦に持ち込むことができれば勝機があると考えている。島根中央が先制するとズルズルと点差を広げられると考えているため、先制して主導権を持ちながら自分たちのペースに持ち込みたい。

 松江北のエース田邊が島根中央打線にどの程度通用するかが鍵を握るポイントだ。高低左右を広く使い、高めの直球を見せ球にも決め球にも上手く活かすことが、変化球や低めが効くことに繋がると考えている。島根中央の塩崎は制球が安定感を増しているだけに多く点は望めないだろう。ワンチャンスをものにして畳み掛けたい。

 

 

 

 

 

立正大淞南

 

【勝ち上がり】

 川口の安定感ある投球を屋台骨に打線が粘り強い打撃で援護して勝ち上がってきた。初戦の益田戦は1巡目こそ相手投手の制球と変化球に苦しんだが、制球を少し乱し始めた4回に攻略し一挙6得点を挙げ、6回に金城の犠飛で6点差とするとエース川口が6奪三振無失点の好投、筒浦に継投して締めた。

 3回戦では大一番の大社と対戦し逆転で苦しい展開を勝ち抜いた。4回に不運な打球も重なり2点を先制される苦しい展開となった。しかし、5回裏に8番打者の柴垣が四球を選び6回を1番からに回した。すると金城の安打から相手遊撃手が3個敵失して逆転した。直後に同点に追いつかれたが、7回に先頭打者が四球、送りバントで好機を作ると主将の太田がレフト線へ決勝打となる適時打を放った。7回裏にも1死1・3塁のピンチを迎えたが、ここも太田が併殺に捌き試合を決めた。秋春と大一番のピーク以降得点力不足に苦しんだ。前半にピークを持ってくる大一番があったため、準々決勝以降再度持ち直せるか注目したい。

 

【データ】

立正大淞南データ 立正大淞南データ

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【投手】

 投手ではエース川口が大半を投げて勝ち上がってきた。左横から角度ある直球をGのコースへ投げ込むことが最大の武器となっていて、Cへの制球と合わせて左右の幅を広く使って投球を組み立てる。直球もかなり走っていて状態は最高だ。大社戦からは春から封印していたチェンジアップも解禁した。大社戦では無死四球と終盤の制球も安定し、1試合を120球前後で投げ切る。準決勝以降の対戦相手と日程を考えると準々決勝ではあまり投球数を増やしたくないだろう。そこで山腰が今大会初先発の可能性もあるのではないだろうか。2年生右腕の筒浦がリリーフとして控える。130km/h後半の直球とスライダーを武器に球威で短い回を抑える。

 

【野手】

 打線は春季中国大会から打順と選手が大きく入れ替わった。打線は2番太田と3番川口を除いて左右ジグザグになるような例年通りの打線を志向してきた。そのため核となる打者の柴垣や佐多が下位打線に入る。また、下位打線が弱くなる対策とも取れる。一方で核となる強力な打者の5人(佐多、太田、川口、柴垣、福山)を並べられた時のような上位打線の圧倒的な怖さは無くなっているように見えた。好投手と対戦したこともありチーム打率は2割7分と8強進出校の中で最も低く、長打も二塁打1本に留まっている。当たっているのは太田、川口、佐多、澤岻が4割を超える。反対に柴垣と福山に当たりがない。打率こそ低いが粘り強い打撃でセンター中心に打ち返してくるのは嫌らしい。送りバントやセフティースクイズ、エンドランなどの小技も多く仕掛ける一方で、送りバントが春季中国大会以降決まらない場面が多い。特に大社戦の8回9回は共に送りバントで封殺されてダメ押しできなかった。細かな部分を修整しないと準々決勝は苦しい展開となるだろう。守備は大社戦では観客の声援に呑まれて普段出ないようなミスが出たが、シートノックや守備の上手さは県内一番だ。準々決勝以降観戦される場合は良く注目して、参考にしてほしい。

 

 

 

松江南

 

【勝ち上がり】

 打線の強さで乱打戦を制して勝ち上がってきた。初戦の出雲商業戦は5回まで毎回に近い形で得点を重ねて5対2とリードしたものの、継投してから失点を重ねて乱打戦の末勝利した。

 3回戦では矢上を破り勢いのある松江農林と対戦した。1巡目に打線が相手左腕に完全に抑え込まれると、三島が4失点して勢いに呑まれかけた。5回と6回に1点づつ返したが、7回に重たい1点を与えてしまった。それでも8回に主将堀尾の安打を皮切りに、右打者が肩口から入る変化球を痛打し、青山、石倉、嶽野、督永の4連続適時打で一挙6得点で試合をひっくり返し勝利した。

 

【データ】

松江南データ 松江南データ

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【投手】

 エース竹邊を軸に継投で勝ち上がってきた。エース竹邊は直球にかなり力強さが出てきてベース上での威力もあり球速も130km/h前半まで速くなってきた。制球をやや乱すことがあるが、スライダーなどの多彩な変化球を使って投球を組み立てる。四死球さえ減らせば多くの失点はしないだろう。準々決勝の相手を考えると本音を言えば完投してほしい所だ。三島も2試合に投げている。制球良く多彩な変化球をコースに集めるが、現状竹邊と比べるとかなり力の差がある。福田、庄司は初戦で不安な投球となった。立正大淞南の粘り強い打撃と足技に自滅&空中分解しないことが重要になる。

 

【野手】

 打線はかなり好調で得点能力はかなり高い。チーム打率は3割5分に迫り、出塁率も4割を超える。バットがかなり振れていてどの打順からでも得点できる。嶽野、堀尾、督永の核となる打者は全て4割を超え、川上も5割、石倉も3割を超える。爆発力があるので畳み掛ける攻撃もできる。3回戦の松江農林戦で左腕に苦戦したが、立正大淞南も好左腕を先発させてくることが予想されるため修整が必要だ。

 

 

 

【試合の見所】

 立正大淞南に松江南が挑む。松江南は5点以上の乱打戦に持ち込むことができれば勝機がある。松江南打線の鍵となるのは左腕対策だ。立正大淞南はエース川口が大半を投げてきたが、準決勝以降を考えて準々決勝を休ませて山腰、筒浦の継投で戦ってくると考えている。ただし、山腰も左腕のため松江農林戦のように1巡目を完璧に抑え込まれると後手に回る。ここが1つ見所で、先制して攻めて攻めて点の取り合いとしたい。反対に立正大淞南と守備陣は大社とは打撃力が数段強力な打線に対してどう失点を防ぐかに注目だ。

 立正大淞南打線は松江南の投手陣からはある程度得点できると踏んでいると思う。松江南はエース竹邊と2番手以降の実力差が大きいのが現状だ。竹邊が完投できるのであれば完投してほしいが、完投は厳しいならば他の投手が投げている間に大きく離されないことが見所となる。

 

 

 

 

 

明後日は準決勝の見所を紹介します。お楽しみにお待ちください。