島根県高校野球
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2024/06

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第106回選手権
島根県大会の
組み合わせの特徴

こんばんは。管理人のジョーです。

 

今日から9日間連続で第106回全国高等学校野球選手権島根県大会の見所を連載します。

 

連載初日の今日はトーナメントの形状変更と全体的な組み合わせの特徴について書きます。

 

第104回選手権島根大会 組み合わせ

(図1)第104回選手権島根大会組み合わせ

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第106回選手権島根大会 組み合わせ

(図2)第106回選手権島根大会組み合わせ

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 今大会から2010年から続いたトーナメント(図1)が変更されることになりました。変更後の(図2)を見ると旧来のD・HゾーンとC・Gゾーンが上下に入れ替わり、第3・4シードの位置が変わり準々決勝まで1塁側に変更になりました。試合順では3回戦までは大きな変更は無いが、シードの位置変更に伴って第3・4シードの2回戦が3日目の第3試合から第2試合へと変更になり2回戦→3回戦で生活リズムを変える必要が無くなりました。

 最も試合順の変更が目立ったのが準々決勝です。今年と同じく1会場で準々決勝を行った2022年(図1)は第1→4→2→3シードの順に試合を行っていましたが、今大会(図2)は第1→2→3→4シードの番号順に試合を行うことで第4シードが第2・第3シードより日程で有利にならないような変更がされました。

 

試合日程と一週間の最大試合数

(表1)試合日程と一週間の最大試合数

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 ただし、(表1)のように雨天順延が無ければ1週間で最多でも3試合のため、毎試合150球以上投げることが可能であり500球の球数制限にかかることは考えにくいように工夫されています。

 

 次にトーナメント全体での偏りですが今年の成績順で上位8校が全て別々の8ゾーンに別れました。また、上位進出の多い私立校の立正大淞南、開星、石見智翠館、益田東の4校が準決勝まで当たらない組み合わせとなり、例年に無いほどバランス良く有力チームが散らばった結果となりました。そのため全てのゾーンでベスト8までは本命のチームを倒すチームが表れるかが見所となると考えています。

 

明日は第1シードの益田東のいるAゾーンを紹介します。お楽しみに~